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すだち、かぼす、へべすの違い。へべす(平兵衛酢)?へべず?さんず?

すだちやかぼすは昔から聞きますが最近居酒屋などでよく聞くへべすとの違いについてです。

目次

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左からすだち、へべす、かぼす。

 

すだちとは?

スダチはミカンやユズなどと同じミカン属の香酸柑橘類です。
写真の左にあるようにカボスやヘベスよりも基本的に小さく皮が薄いのが特徴です。

香りがさわやかでさっぱりした風味があります。

特産地

主な産地は徳島県で90%以上が徳島で生産されています。

露地栽培のものは8月から9月が収穫され、このころが旬とされます。
ハウス栽培のものは早いものは4月から10月にかけて出荷されます。

露地ものはすぐに出荷されるものと乾燥処理をして冷蔵され翌春まで出荷されるものがあり、全体では1年中出荷されることになります。

 

へべす(平兵衛酢)とは?へべず?さんず?

 ヘベスは江戸時代に宮崎県日向市の平兵衛さんが発見して庭で栽培を始めたのが最初の始まりとされています。
そのことから「ヘベス(平兵衛酢)」となったそうです。

また、呼び方としてヘベス、ヘベズどちらも正しく、昔はサンズと呼ばれていたそうです。

写真の真ん中にあるように大きさは基本的にはスダチとカボスの中間くらいの大きさのものが多く、皮が薄く、スダチやカボスと違い種がほとんど無い事が特徴です。

特産地

主な産地は宮崎県が主な産地ですが、収穫量は平成22年で199.4トンとスダチやカボスよりもかなり少なくなくなっています。

夏の終わりから秋にかけてが旬で露地栽培のものは8月から10月上旬が収穫時期になります。
ハウス栽培のものは6月から11月にかけて収穫されます。

かぼすとは?

 スダチやユズ、ミカンと同じ香酸柑橘類。
写真右にあるよう他のスダチやヘベスよりも大きめで皮がしっかりして種も多めだが果汁も多い。

特産地

主な産地は大分県です。農林水産省によると2009年の全国生産量は6879.7トンでそのうち大分県が6587トンで約96%の生産量です。

夏から秋にかけてが旬になり、露地栽培の物は8月から10月にかけて収穫されます。
ハウス栽培のものは初夏から7月頃まで出荷されています。
 

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すたち、へべす、かぼすの違い、見分け方

大きさの違い

一番の見分け方は大きさです!
写真にあるようにスダチが一番小さく、次いでヘベス、カボスの大きさになります。

種の有り無し

また、割った時に種があり小さい物はスダチ、種があり大きいものはカボス、種がほとんどないものはヘベスになります。

産地

スダチは徳島県、ヘベスは宮崎県、カボスは大分県が特産地でどの地方も生産量は90%以上をしめています。


 

まとめ・感想

スダチなど、どれにも言えることですが、一般的にイメージされるのは皮が緑色をしているものだと思いますが、それは実が熟す前の香りが強いうちに収穫されているためです。

収穫後時間とともに皮は黄色くなって香りが落ちてしまうことがありますのでお家で消費するさいは早めに使いましょう!


夏の食欲がない季節でも柑橘系の香りは食欲を誘いますし、お酒や秋の味覚にスダチやヘベス、カボスなどをひと絞りして食べるのもいいですよね!

これからの季節が楽しみです!